【投資を始める人必読】資産運用の最大の敵を攻略するには【お金の勉強】【運用初心者】【FP3級】
これから投資を始めようと思っている方、または手探りでもう始めている方、様々だとは思います。
投資って、うまくいけばとても魅力的だけれど、
やっぱりリスクもあるし、先のことは読めないし、不確実だし、コントロールできないしで
不安もありますよね。
でもコントロールできる部分、最低限攻略できるけど知らないと損な敵が潜んでいることはご存知ですか?
それは、
運用コストです。
投資をまだ始めてない方は、運用コスト?なにそれ?とピンと来ないかもしれません。
投資には、掛け金以外にも運用するための費用が必要となります。
それが、ある程度攻略できるけれど知らないと最大の敵!
税金様と手数料様なのです!!!!!!!!!
今日はそこのところを詳しく見ていきましょう!
⦅目次⦆資産運用の最大の敵を攻略せよ!
敵その1:利子所得と配当所得の税金
利子所得(預貯金や公社債の利子などによる所得)と
配当所得(カブシキ配当金や投資信託の収益分配金などによる所得)の税金というのは、
利益が上がった時にしかかかりません。
しかし所得税などとは違って、利益が多かろうが少なかろうが、一律20%で引かれてしまうのです。
例えば22歳から定年退職の60歳までの38年間、毎月給料から一万円を積み立てていくと、、
1万円×12ヶ月×38年間=456万円になります。
これを平均利回り3%で運用し続けたとしましょう。
(収益合計÷預入年数)÷当初の元本×100=利回り(年平均利回り)
また
利息の計算方法には単利と複利が選べます。
単利:預け入れた当初の元本についてのみ利息がつく方法。
元利合計+元本×(1+年利率×預入期間)
複利:一定期間ごとに支払われる利息も元本に含め、新しい元本と見なして次の利息を計算する方法。期間は一年か半年が選べます。
1年間の場合 元利合計=元本×(1+年利率)年数分累乗
複利を選んだとします。
38年間毎月1万円ずつ積み立てると、、、
積立累計額 456万円
平均年利まわり3%、年複利で積立運用した場合元利合計は、、
約843万円に増えます!
しかし税金を引かれると残るのは約739万円。
この差、なんと104万円、、、!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)
※端数処理や条件によって若干変わってきます
くっそー税金め〜!!!
※税金は大切です。
敵その2:手数料
では手数料はどうなのでしょうか。
手数料は税金とは違って、利益が出ようが出まいが関係なく差し引かれてしまうものなのです。
残酷!!(´;ω;`)←いやいや、、
金融商品の場合、手数料は商品によって様々です。
比較するのは難しいのですが、例えば投資信託で考えてみましょう。
投資信託というのは自分のお金を運用会社に預け、運用自体を運用会社の専門家に分散投資をしてもらい、そこで得た利益をもらう仕組みの商品です。
自分の財産を管理をしてもらうので、一定の運用管理費用が発生します。これを信託報酬と言います。
信託報酬も投資信託によって様々ですが、
現段階で比較的安い管理費用水準は年率で0.2%ほど。
高いものだと⒈5%のものなどもあります。
さっきみたいに毎月1万円ずつ、38年間投資信託を積立で買うとどうなるのでしょう?
まず管理費用が0.2%だったら
累計負担額は約18万となり、利益からその分引かれることになります。
では1.5%の場合、、
なんと累計負担額は約133万円!
この差は115万円とデカイです。
税金と手数料を合わせてみると、、、
219万円!運用コスト!
えっと積み立てた元金はいくらだったっけ??
、、、456万円ですよね??
半分以上の差が生じていることに、、、、、(O_O)
運用コスト、侮れません、、、、、。
じゃあこれ、なんとかできないの?
税金をかからないようにするには
なんとかしてみましょう。
税金は法律で率まで決まっている以上、これは変えられません。
でも運用利益に税金がかからない制度があるとしたら、、、???
それが最近よく聞くNISAと確定拠出年金です。
ー攻略方法:NISA・積立NISA・確定拠出年金
NISAと積立NISAは、上限内であれば、株式や投資信託などの投資聖書湯品で運用した場合の利益に対しては税金が全くかかりません。
- NISA(少額投資非課税制度)
年間120万円までの投資にかかる売却益や配当金について、5年間非課税となる制度
日本国内に住む20歳以上の人が利用できる
- 積立NISA
年間40万円までの投資にかかる売却益や配当金について、20年間非課税となる制度
日本国内に住む20歳以上の人が利用できる
確定拠出年金という制度も上限はあれど、投資信託系だけではなく預金や保険といった元本保証型の商品も利用できます。
企業年金の一種で、自ら年金資産の運用を行う制度。企業型と個人型(iDeCo)がある。
他にも財形貯蓄という制度を利用すれば、住宅取得や年金補完という目的のためなら一定金額までは非課税となる特典があります。
詳しくは過去記事にて説明済み⤵︎ ※記事の終わりにもリンク貼っておきます。
kotocomachinoshiningfuture.hatenablog.com
NISAは二十歳を超えてる人なら誰でも利用できます。
これらはよく聞くけど、わからないという理由だけで避けるのは勿体無いですね。
間違いなくお得な制度ではあるので、利用できる人はぜひ視野に入れてみてくださいね。
ー攻略方法:手数料が安いところを探そう
株式だと売買手数料だったり、投資信託なら信託報酬がかかるし、購入手数料がかかったりすることもあります。
ネット証券で買うと無料や安いのが多いけれど、証券会社での対面取引や銀行窓口で買うと手数料はバカ高くなったりします。投資商品の99%はボッタクリだと言われてるようです、、
しかも必ずしも儲かる銘柄を教えてくれるわけではありません。
あちらが儲かるものを売られたりします。。。
投資信託でかかる主なコストとして、
購入時手数料、運用管理費用(信託報酬)、信託財産留保額(中途換金時にかかるコスト)があります。
購入時の手数料は一回きりですが、信託報酬は保有し続ける間ずーーーーっとかかるものなので要注意です。
リターンは不確実ですが、コストは確実にかかることを考えると、
コストを重視したほうが、長い目で見ると優位になると思います。
まとめ
必ず抑えておきたい投資のポイントとして、
これ、身近な資産家さんにも言われることなのですが、
“いかに大きく儲けようとするか、ではなく、
いかに損しないしないようにするかが大事”
今はネットで計算のシミュレーションもしてくれるので、
後からこんなはずでは、、とならないように様々なコストの情報を集めて分析した上で、
判断していきたいですね。
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