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【お金の勉強】住宅ローンの繰り上げ返済はしない方がいいんじゃないか説【住宅資金】

前回、住宅ローンについて基本的な情報をまとめました。まだ読んでない方はぜひこちらからどうぞ。

 

kotocomachinoshiningfuture.hatenablog.com

 

さて、今日は住宅ローンの繰り上げ返済についての基礎知識と、

⦅住宅ローンの繰り上げ返済はしない方がいい説⦆を聞いたので、そこのところを話していきたいと思います。

 

⦅目次⦆

 

 

住宅ローンの繰り上げ返済とは

 

通常の返済以外に、元金の一部や全部を返済することを、繰り上げ返済と言います。

 

繰り上げ返済を行うと、ローンの元金が減る、つまり利息も減るので、トータルとして返済額を減らすことができるのです。

 

繰り上げ返済の方法には、返済期間短縮型返済額軽減型の二種類があります。

 

返済期間短縮型とは

 

毎回の返済額を変えずに、返済期間を短くする方法です。

返済額軽減型と比べて、利息の軽減効果が大きくなります。



返済額軽減型とは

 

返済期間は変えずに月々の返済額を減らす方法です。

 

シンプルですね、期間か、額か!

 

一見良さそうに見えますし、その時まとめて払えるなら払える分払っちゃって、あと楽したい、だらだら余計な金利は払いたくない、そう思いますよね。

 

し!か!し!です。

 

住宅ローンの場合は繰り上げ返済しない方がよいという意見を聞きました。

 

そこのところを解説していきたいと思います。

 

〜住宅ローンの繰り上げ返済はしない方がよい説〜

 

 繰り上げ返済したところで総返済額の差はしれてる&期間短縮型の返済をしたところで、楽にはなれるのはだいぶ先。

 

実際に三井住友銀行の繰り上げ返済シミュレーションをしてみましょう。

 

例)借入額3500円、年利1%で、10年後に500万円で繰り上げ返済する場合

 

まず期間短縮型の場合。

 

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一回ボーーン!と500万円払って期間を短くしたところで、ですよ。

 

総返済額はたったの約124万円しか変わりません。

 

なんでかっていうと、前回の記事でも書いた通り、年利1%と金利だから。

 

要するに、

繰り上げ返済で得するのは早く返した元本に対する金利のみなんです。

 

元本500万円払うからその分の金利がかからない、ということ。

 

別に元本が安くなるわけではないのです。

余分な金利を払いたくないと思うかもしれないけど正直総額ってそんなに変わりません。

 

期間短縮なので一応25年から19年9ヶ月になってますけれど、、

毎月の返済額ってのは変わりません。

 

つまり楽になれるのは19年後からです。。すぐに楽にはなれません。



じゃあ返済額軽減型はどうでしょう??

 

どーーーん!⬇︎

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月々の返済額は、1.8万円ほど減ってますけれども。

 

総返済額はさっきよりも酷く、65万程度しか変わらない。。。。。

 

支払う利息も大して減りません。

 

 手元の現金がなくなるということは危険。

 

繰り上げ返済をするとまとまったお金がポーーンと無くなりますね。

もし何かあった時に現金ってとても重要なんです。

 

極端な話、

3500万のローン、500万返して、残り3000万の状態で貯金10万しかないのと、

3500万のローンと500万の貯蓄があるの、どっちが不安ですか?

 

繰り上げ返済してもまだまだ現金がたくさんある、というならわかるけれども、

 

正直前述したメリットを考慮すると、前者のリスクを取るに値するのかは、、???ってとこです。

 

しかしあくまでこれは低金利だから、の話。

 

そもそも金利が低いのか高いのかはどう判断するのか。

 

これって低金利な方?高金利な方?って、相場を知らないとわかりませんよね。

 

色々と金利がかかるものありますが、それぞれの相場ってどんなものかわかりますか?


(例)

住宅ローンの金利 1−2%

自動車ローン   5%

カードローン   10−15%。

消費者金融    10−18%。

 

なのだそう。

 

もし金利が10%とかなら元本を早く返さないと利息がどんどん膨らんでしまいますよね。

 

以上の相場から、住宅ローンや奨学金が1%程度なのは低金利だと感じますね。

 

どういう金利なら早く返した方がいいのか、遅く返しても大丈夫かどうか

相場観をきちんと身につけておきましょう。

 

 手元の現金がないと投資運用もできない。

 

何か投資をしようとなった時、現金がないと何もできないんですよね。

500万あればそれを頭金に銀行からもっと借りて、運用し、増やしていくことができます。

現金が0だとなかなか貸してももらえないです。

 

500万で返済をまとめてすると、金利は払わなくてよくなりますが、何も残りません。

逆にその500万で年利3%の投資をすれば、毎年支払う1%の利息より投資で入るお金の方が大きくなり、差額で得します。

 

つまり返さない方がお得?!



 住宅ローンの減税のメリットが減ってしまう。

 

通常借り入れ金額の1%は住民税などから還元されるというメリットがあります。

 

でもあまり早くに繰り上げ返済してしまうと、せっかくのメリットが減ってしまいます。



⦅まとめ⦆金利の相場を学ぶ大切さ

 

金利によって良し悪しは変わってくる!!

 

借金だけでなく投資の場面でも、金利のある程度の相場っていうのは理解しておかないと損をしてしまいますね。

 

闇金なんて金利40%以上、取れる分だけ取るという主義で、ひええーー!って感じです。

 

住宅ローンの繰り上げ返済は金利ならメリットは大して大きくないし、

むしろ現金がないことはリスキーで損する可能性もある。

 

とはいえ借金があることにより精神的にはしんどいかもしれない。

 

あまりにしんどいなら返してしまうのもありですが、

 

数字的には残念な結果になり得ます。。

 

どちらを取るかですね。

 

目先の楽か、長い目でみて、考えるか。

 

これが凡人とお金持ちの思考の違いですかね〜

 

よくスーパーとかでもついつい目先の値下げ商品に手を伸ばしてしまいがちですが、

それで健康を損なって医療費がかかったらあほらしいですね。。

 

一緒にお金持ちマインド、身につけていきましょう!!!

 

琴子でした。




 

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